「もう勝てない。」

最後の試合が終わった瞬間にそう思ってしまった。

毎年このツアーは僕の中で、1年の中で最も大きなイベントで、節目のイベントになってました。
TEAM SBM JAPANは、VBL WORLD GAMESに今年で3年連続3回目の出場。

“三度目の正直”

そう自分の中で決めて、心の底から最高の結果を願ってた。
それがこの夏の最大のモチベーションになってて、これまで毎日やってきた。
その為なら何だったやってやろうと思った。
最高の瞬間を撮るために、今までで最高の機材で臨んだし、最高のストーリーを完成させるために、事前にたくさん準備をしてきた。

タフなスケジュールの都合もあり、出場メンバーがなかなか決まらない状況で、心配の声もあった。
いざメンバーが決まっても、「大丈夫?」「戦えるの?」そんな声もあった。
でも、自信があった。
みんなを信じてた。
結果を出してみんなを驚かせてやろう。
そう思ってた。

でも結果は、
1日目、予選2戦2敗。
2日目、決勝トーナメント1回戦敗退。

VBL WORLD GAMES。
ここ数年で何度もあの場所に行って、みんなで戦って、勝って笑って、着実に成績も上げてきた。
SpaceBallっていう名前もVBLの中でどんどん知られてきた。
でも、毎年強くなってく他のアメリカのチームに、
今年は力の差を見せつけれらて、最後は相手を苦戦させる事も出来ずに、あっという間に21点取られてKO負け。
去年までは、「何が足りなかったんだろう」「来年までに何を加えたら勝てるんだろう」って考えてたけど、もうそんなレベルじゃなくなってた。

居るだけで楽しくて、大好きだったあの場所が、
あんなに残酷で、あんなに遠くに感じたのが本当に寂しくて仕方なかった。
去年までとは全く別のコートに見えてすごく辛かった。

今はまだ僕自身は何に向かって日々挑戦していけばいいのかわかりません。
しばらくは答えが見つかないと思います。
自分の最大モチベーションで、最大の目標だった物を2日間のたった3試合でズタボロに引き裂かれたから。

今までTEAM SBM JAPANを背負って戦ってくれたメンバー一人一人が大好きだし、どこのプレイグラウンドでプレーする姿を見ても、いつも特別な感覚で見ています。
2013年、NEKI、ABさん、GENさん、KATSUOさん、NOBUさん。
2014年、GENさん、HARAさん、SSM、DAIKI (D)、CHIROさん。
みんなが作ってくれた基盤に乗って、今年は最高の結果で終えてみんなに良い報告がしたかったです。

もう失った物は返ってこないし、悔やんだって、泣いたって絶対時間は止まらない。

まずはこの事実をしっかりと応援してくれたみんなに伝えないといけない。

今年出場してくれたボーラーの、KIKUさん、DEVIN、DAIKI、UGさん。
今回、このツアーに参加しようと決意してくれて、身をもって経験しにLAまで来てくれて、本当に感謝しています。
毎年写真を撮ってくれるRina-Chang、
LAの暑い日差しの下で試合の撮影を手伝ってくれたMarinoさん、
二人にも本当に感謝しかないです。

今年みんなが居なくて、僕らがLAに挑戦する事を辞めていたら、この差に気づく事が出来ずに、また次に海外に挑戦した時のショックの方がもっと大きかったんだろうなと思います。
みんながあの場所で経験した事は、あの場所にいる人しか経験できない事だし、本当に選ばれし特別な存在だと思います。
だからこそ、みんなはこれから先、プレーで、言葉で、それぞれのプレイグラウンドやバスケットボールがある環境の中で、しっかりと伝え続けていってほしいです。
それが一番の願いです。

TEAM SBM JAPANとしては、今後もアメリカや海外との大きな差を身をもって体験してくれる人をどんどん増やしていきたいです。
それが少しでも差を縮める要素になると信じて。
だから、映像も写真も文章もまだまだ発信し続けます。
真実を伝えるために。

また1からやり直します。

YAHMAN