本当に色んな事が起こった本戦の日。
でもちょっとこのVBL Tourを初めにザッと振り返りたい。
予選の前日には、昨年のWorld Gamesの覇者であり、今年の2015年の夏のシーズンチャンピョンでもある、”hall of fame” とのエキシビジョンマッチを、Angele’s gateという正に天国への入り口の名の通りのロケーションで行った。
圧倒的なスキルと身体能力の差に自分達はたじろいてしまい、TOを連発。アウトサイドのシュートが全く入らず、オフェンスリバウンドも取れない。ゴールにアタックしても色んなところから延びてくる手に引っ掛けられてアウトナンバーを度々やられるという状況が多かった。しかし選手たちも外角が入らない時に切り替えてバスケットにテイクしていく意識が芽生えた意味のあるエキシビジョンマッチだった。
そして迎えた予選当日。
緒戦の”Pro shot west” はTeam SBM Japanの1年目の挑戦でも対戦しており、他のチームよりは癖などは分かっているチーム。身体能力は高く、それにも増してLAのチームでは珍しくハッスルするチーム。序盤から終盤まで僅差の試合だったけれど、間違いなく相手の方がタフなメンタリティーだったし、タフショットを決めていた。こちらはイージーなノーマークシュートも数本落とし、負けるべくして負けてしまったなという感想。19対21でノックアウト負け。最終的には今回のWorld Gamesで、”Pro shot west”は決勝戦まで駒を進める。
負けた気持ちをしっかり切り替えて臨んだゲーム2。
緒戦でも一番良かったDevinがDFでみんなの士気をより上げてチームを牽引する。
UG/Daiki/Kikuも確実に彼に引っ張られて良いプレッシャーをかけ始めるが、オフェンスでの積極性にイマイチ欠ける。アメリカ人プレイヤーも含めて、チーム全員がお互いを様子見し合いながらのプレーだったが、終盤点差が開く。20-16とあと一点でKO勝ちのところまでリードするも、相手の気迫あるDFを崩せずに逆に追い付かれ、20-20のままタイムアップ。そのまま先に1ポイント取った方が勝ちというサドンデス法式のオーバータイムで、またもや相手にタフなシュートを捻じ込まれ敗退。惜しい試合だったけれど、終始イマイチ集中力に欠け、この試合も相手のメンタリティーの方が何倍も上だったし、絶対にスコアするという気持ちが自分達よりも彼らの方がプレイ全面に出ていたと感じる。
やはりエキシビジョンマッチも通して、日本では感じた事のないブロックショットの高さに全員がストレスを感じて、撃った事のない様なシュートをゴール下で撃つ場面が多かったと思う。
勿論レイアップに行ってブロックショットされるのならばアーチの高いフローターショットを撃った方が良いのは間違いないのだけれど、まだそのシュートを自分のものにしていないのだったらそれは準備が足りなかったと思うしかないし、日頃の意識も低かったと自覚するしかない。だから今まで培ってきた自信のあるシュートで本番は勝負しろと提案し、それをブロックショットされるのだったらしょうがないという事を伝えた。
本戦トーナメントの緒戦の相手は”HUB JUNKIES”。
コートにいる5人がしっかり外も中も全員出来る、プレイの幅が広い選手が多い印象を持った。一番大きい208cmくらいの選手にも2P(普通にいう3P)を決められたし、PGもミスマッチでポストプレイをしてスコアしてくるスマートなチーム。
DFの要で、常に流れをDFとハッスルプレイからTeam SBM Japanに持ってきてくれていたDevinも不運なコールもあり前半だけで、ファールアウトしてしまった。
仲間のアメリカ人プレイヤー達はこの試合だけでなくペイント内での相手のハッキングに笛が鳴らない事にかなりのストレスを終始感じていた。
段々と離される点差に少しずつ自分達の集中力と心を折られて大差で敗退。
結局この”HUB JUNKIES”が次の2回戦の相手だった”Brandblack” も倒して勢いをつけそのまま優勝。
決勝の対戦相手は、先程も述べたが自分達が予選の緒戦で戦った”Pro shot west”と繰り広げられる事となった。
1ゴール差や時には10点差で負けて「惜しかった。」とか「勝てた試合だった。」とか日本人はよく言うが自分はそうは思わない。1点差でも2点差でも特にアメリカの試合で勝つという事は本当に難しいし、その1ゴールの重みを今回の挑戦で直に感じた選手達には自分達のコミニティーに戻った時に周りに伝えて欲しいと思う。
それが少しずつだけれど日本のバスケットのレベルを上げれる手段だと僕らSpaceBallは信じているから。
そして冒頭にも述べた色んな事が起こった最終日の事については他の選手達に綴ってもらおうと思う。
サポートしてくださった皆様、本当に情けない結果で申し訳ありません。
そして本当にありがとうございました。僕らにしか出来ない手段でまた前に歩いていこうと思います。
再度、ありがとうございましたと御礼を言わせて下さい。
BANG LEE